構造的に裏付けられた(笑
(時事ドットコムニュース 2018/05/29)
レオパレス21は29日、同社の賃貸アパートで建築基準法違反の疑いがある施工不良が見つかったと発表した。これまで12都府県で屋根裏に延焼や音漏れを防ぐ壁が設置されていないことを確認。来年6月までに国内全3万7853棟を対象に調査を進め、施工不良が判明した場合は補修を行う。
同社によると、建築図面や施工マニュアルの一部に問題の壁が記載されていなかったほか、社内検査体制が不十分だったことが原因。東京都内で記者会見した田尻和人専務は施工管理責任を認めて陳謝する一方、「コスト削減や工期短縮を狙った意図的な手抜きではない」と説明した。
施工不良が見つかったのは、1996年から2009年にかけて施工されたアパート。既に埼玉や大阪など12都府県の38棟で問題が確認されており、速やかに補修を行う予定。